うつろい /松栄堂

源氏かおり抄の新作、「蜻蛉」シリーズ4種のうちの1種です。私は4種入りのアソート「うたかた」というパッケージでまずはお試し。色んな種類をちょっとずつ試せるのは嬉しいです。

さて、「うつろい」と名前のついたこのお香は、梅をイメージしているとのことでした。お香を匂ってみると、日本のお香によくあるほんのりとした『梅のお香の匂い』を感じます。でも、火をつけてみるとあまり分からなくなってしまいました。梅…なのかなぁ。
香り自体はほわほわとした軽めの印象のように感じましたが、存在感はかなりあります。沈香系だと思うのですが、和風のしっかりとした香りでちょっと甘め。そしてちょっと焦げめのようにも思えました。お香に馴染みのない方・日本のお香が苦手な方にはきついかも。
私も、たいている最中は得意な香りには思えませんでした。難しい香り・いかめしい香りという印象だったのですが、残り香はまぁまぁ好きかな…。丸一日残っているような甘苦さは、「風のとき」にちょっと似ている気がします。



シリーズ [源氏かおり抄] 蜻蛉

五十四帖の五十二

好み [★★★]

印象 [香木・ウッディ]
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